アロマを活用する医療とケアの現場: 熊本市・みゆきの里

最終更新: 2019年3月19日

熊本市の「みゆきの里」。

地域の名前に由来する御幸病院を中心に、天然温泉が備わる健康増進施設など、10 施設を併設する複合施設です。施設の垣根を超えて、人々の医療と福祉を支える拠点的な存在。

「福祉の原点は在宅にあり」との理念のもと、みゆきの里の中だけではなく、地域全体が健康であるための活動も積極的に行なっています。

みゆきの里について→ https://miyukinosato.or.jp/

御幸病院

「人が人らしく生きる」とはなにかを常に模索しながら、西洋医学と東洋医学の壁を超え、医療とケアを実践するみゆきの里。

御幸病院には、回復期リハビリ、緩和ケア、統合医療も行われています。



特徴の一つは、天然エッセンシャルオイルによるアロマテラピーの癒しがみゆきの里全体で浸透していることです。

みゆきの里には、職員を対象とした独自のアロマ認定資格制度があります。資格を得た職員が入所者の芳香浴、手浴や足浴を施します。また、地域の方々が参加するアロマテラピー講座も開催。参加者たちが地域にアロマテラピーを持ち帰り、住民の皆さんの健康作りにも役立てられています。



訪問した日はちょうど医療とケアの現場で働く職員の皆さんが天然エッセンシャルオイルを使って、入所者のためのルームスプレー作りを行なっていました。この日、使用されていたのは、ベルガモットの香りです。

ご案内をくださった御幸病院の副看護部長・福原さんによると、作るスプレーは、その時々の季節の状況を見極め、また職員の意見や入所者の気分を考慮して、毎月、香りを変えているということです。作る際は、雑菌が繁殖しないよう水道水は使用しません。天然エッセンシャルオイルと精製水、それにエタノールを使います。毎月、香りは異なるので1ヶ月で使い切れる分量だけを作ります。

みゆきの里では、病院や施設のなかにいながらも、アロマテラピーを通して、自然とのつながりが意識されたケアが実践されていました。


医療とケアの職員の皆さん。右から二番目の方が副看護部長の福原さん

医療とケアの職員の皆さんが協同で病院や施設で使うスプレーを作ります

今月の香りはベルガモット

みゆきの里は南阿蘇に畑を所有。入所する人たちがリハビリを兼ねて、農作業をする機会もあります。施設内でのアロマテラピーと実際に自然の圃場に出る癒し、両方が行われているのです。



みゆきの里では「全人的」な視点のもと、医療とケアが施されています。熊本県外からも評判を聞いて、施設を利用する人たちもいるとのお話も伺い、納得です。



さて、御幸病院の1階売店ではグリーフリリーフアロマミストが販売されています。

上段左側にグリーフリリーフアロマミストが置かれています。

この日、うれしいご報告をいただきました。御幸病院に入院されている高齢の方が、しばらくよく眠れなかったのですが、グリーフリリーフアロマミスト和灯の使用後、ぐっすり眠れたということです。

グリーフリリーフアロマミスト和灯についてはこちら→

https://www.healing-essence.info/blank-1



最後に、今月、みゆきの里で、出会った香り「ベルガモット」の香りはこのようにまとめられています。


ベルガモット(引用『アロマテラピーの教科書』和田文緒著 新星出版社)

「心が沈んで情緒不安定気味な日に、おすすめの精油。最悪の状況のとき、救いになる香り。物事を両面から見られるように助けてくれる。厚く立ち込める暗雲に差し込む、一筋の光のような精油」


主な作用:「精神高揚、鎮静、精神安定、抗うつ、抗痙攣、駆風、消化促進、抗菌、抗ウイルス、抗真菌、解熱」



ベルガモットの天然エッセンシャルオイルはグリーフリリーフアロマミスト和灯、光に配合されています。

https://www.healing-essence.info/




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